Radical Dream 3作目(予定)
今回、なんとまぁ「聖天使ユミエル」シリーズでエロエロな文を書いらっしゃる、黒井弘騎様に文章を付けていただける事になりました。
ありがたや、ありがたや……
そしてイラストの方では小山電脳技研様に描いていただきました。
ありがたや、ありがたや……
コミケ68には出せるようにしますので今しばらくお待ちくださいorz


※画像は製作途中の物です(汗
「く……ふ。んぅ……うっ」
 バルバドスの腰に跨ったあたしは、そ、その……アレ……を、必死になって慰めていた。
ビクビクと蠢く肉塊を両手で抱え込み、ゆっくりと、恐る恐る擦る――く、屈辱だ……!
「ぐふふふ、どうしたどうした、恥ずかしがっておる場合か? 言ったはずだぞ、全身で奉仕しろとな。
ほれ、その足で挟んで、手でやっているように扱いてもらおうか」
「うっ、く! そ、そんな……」
 あたしに……足で、奉仕しろだと? そんな、変態的な……!
「んん〜? どうした、貴様に迷っている暇などないはずだが? 理解しておるのだろうな……
我の腹積もり一つで、そこに転がっている人間どもの命など」
「ま、待て! わかった……す、する! お前の言う通り、足ですればいいんだろう!」
 くそ……こいつ、どこまで卑劣なヤツなんだ!
 だが、仲間の命を引き合いに出されては、あたしに選択肢なんてなかった。
悔しさと恥ずかしさに、涙が滲んでしまいそうになる。あたしはそれを必死に抑え込んで、
太ももの間に肉の根っこを挟み込んだ。
 弱みなんて見せない……こんなヤツに、負けてたまるか!
「こ、これで……くぅう。これで、いいのか……?」
 きゅっ、むち、むちゅっ。
 あたしは言われるままに両足に力を込め、ペニスの根元を太ももで扱いた。
あまりの憎らしさに、いっそ挟み切ってやろうという勢いで強く締め上げてやる。
 だが、鍛え上げられたあたしの筋肉は、魔神の一物を悦ばせるだけだった。
締め上げれば締め上げるほど、巨大な肉塊は激しく蠕動し、それ以上の力であたしの太ももを押し返してくる。
先端の触手はブルブルと震えて、ねばっこい液を吹き零していた。
 くそ! これじゃまるで、こいつを悦ばせてるみたいじゃないか……。
「ふふふ、いいぞ……貴様の太もも、ムチムチとしておって良い塩梅だ。それに、
手でするよりも随分乗り気のようではないか。くくく、まったくいやらしい牝猫だな!」
「な……!」
 ピクン! 下卑た魔神の揶揄に、あたしは思わず猫耳を立ててしまった。
 あたしを、いやらしい牝猫だなどと……! 恥ずかしさと悔しさに、プライドが軋む。
「き、貴様! こんなこと、やりたくてやっているわけが」
「はぁ? 戯言を抜かすなよ牝猫。するといったのは貴様だろうが! 
下らん口を聞く暇があるなら、もっと真剣に奉仕しろ……そうだな、そのまま腰を上下に振って貰おうか!」
「な、なんだと……」
 そんな、そんな破廉恥な要求……くっ、恥ずかしすぎる!
 そ、それに……両足でペニスを挟み込んだこの体勢で腰を振ったりしたら……そ、その。
あたしの……あ、あの。アソコ……が、こいつの一物と擦れてしまうじゃないか……。
「く、くうぅうう……わ、わかった。こ、こうすれば、いいんだろう……!」
 でも……悔しいけれど、あたしに拒否権はない。
 もう覚悟は出来ている――みんなを助けるためには、こいつの要求を受け入れるしかない。
言われるままに、従うしかないんだ……!
「ふぅう……くぅ。うぅ、ふぅうん……!」
 くちゅ……にちゅ。柔らかい肉同士が擦れあう、いやらしい音が耳を打つ。
 あたしは両手で柱の中ほどを抑え、太ももで根元を挟み込んで愛撫しながら、
言われるとおりに腰を上下させた。股間を巨大な肉根に擦り付けるようにしながら、何度も何度も腰を振りたくる。
 く、あぅう! どくどくと脈を打っている塊が、あ、あたしの股に当たって……!
「ふぅ、う……っあ! あふぅ、ひぅううん……っ!」
「おやおや、どうした? そのような甘い声をあげて……まさか感じているわけでもあるまいな?」
「……っあ、当たり前だ! 誰がこんな……はう、あっふぅうう!」
 感じているわけなんてない。これは全てお前が命令したからやっているんだ……そう言い返したいのに、
口からは、甘い声が漏れてしまう。脈動する肉塊と擦れあう身体が、どんどん熱くなって、我慢できなくなってしまう……。
文:黒井弘騎 絵:竜胆 セファ編より抜粋